気まぐれ/過去の夢ネタの塊です。
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
思春期番外(黒曜)
夏も終わって、いい加減学校の生活にも慣れた。
相変わらず友達は居ないけど。
「何を言ってるんですか。僕たちが居ますよ。」
『違う。可愛い女の子が居ない。それに、あたしの友達に男なんて存在しない。』
「おやおや。」
少し困ったようにギザギザが笑った。
困ってるのはあたしだ。
コイツらと一緒にいるせいで、醜い女の嫉妬の被害にあっている。
「そういえば、今日近くの神社で季節外れの祭りがやる事を知っていますか?」
『知らん。』
「僕たち、祭りって行った事がないんです。案内してください。」
『げろっ』
祭りの案内?
あたしが?
男の?
「犬と千種も行きたいですよねぇ?」
「行きたいれす!!」
あぁ、好きそう。
「…はい」
対してめんどうそう。
「コレをあげます。」
『何これ』
ふろしきに包まれた何か。
めっさ怪しい。
「着てくださいね。」
『嫌だ。いらねぇ。』
ふろしきを投げると、投げ返された。
「きっと似合いますよ。」
『いらないってば。今着たら寒い。』
今度は眼鏡の机の上におく。
「めんどい…着なよ。」
眼鏡にまで投げ返された!
『いらないいらない!!!あたし、絶対着ないから!!』
「そんな事言わないで。僕もお揃いで着ますから。」
『女物着んなよ!!』
最近あたし、口が悪くなった気がする。
「クフフ、きっと似合いますから。着て見せてください。」
『似合うかもしれないけど、男の為に着たくない。』
「ですから、僕も女物を着ますから。」
「勘弁してください骸様。」
「そーらびょん!!そしたら俺、骸さんと歩けねーびょん!!」
「ほう…犬…良い度胸ですね。」
「ぎゃいんっ!!」
『……』
男達が騒いでる中、あたしはふろしきに包まれたソレを窓から投げた。
『それっ』
「クッハー!!」
「びょん!?」
「……」
その後の3人は、少しだけ怖かった気がする。
《浴衣》
夏も終わって、いい加減学校の生活にも慣れた。
相変わらず友達は居ないけど。
「何を言ってるんですか。僕たちが居ますよ。」
『違う。可愛い女の子が居ない。それに、あたしの友達に男なんて存在しない。』
「おやおや。」
少し困ったようにギザギザが笑った。
困ってるのはあたしだ。
コイツらと一緒にいるせいで、醜い女の嫉妬の被害にあっている。
「そういえば、今日近くの神社で季節外れの祭りがやる事を知っていますか?」
『知らん。』
「僕たち、祭りって行った事がないんです。案内してください。」
『げろっ』
祭りの案内?
あたしが?
男の?
「犬と千種も行きたいですよねぇ?」
「行きたいれす!!」
あぁ、好きそう。
「…はい」
対してめんどうそう。
「コレをあげます。」
『何これ』
ふろしきに包まれた何か。
めっさ怪しい。
「着てくださいね。」
『嫌だ。いらねぇ。』
ふろしきを投げると、投げ返された。
「きっと似合いますよ。」
『いらないってば。今着たら寒い。』
今度は眼鏡の机の上におく。
「めんどい…着なよ。」
眼鏡にまで投げ返された!
『いらないいらない!!!あたし、絶対着ないから!!』
「そんな事言わないで。僕もお揃いで着ますから。」
『女物着んなよ!!』
最近あたし、口が悪くなった気がする。
「クフフ、きっと似合いますから。着て見せてください。」
『似合うかもしれないけど、男の為に着たくない。』
「ですから、僕も女物を着ますから。」
「勘弁してください骸様。」
「そーらびょん!!そしたら俺、骸さんと歩けねーびょん!!」
「ほう…犬…良い度胸ですね。」
「ぎゃいんっ!!」
『……』
男達が騒いでる中、あたしはふろしきに包まれたソレを窓から投げた。
『それっ』
「クッハー!!」
「びょん!?」
「……」
その後の3人は、少しだけ怖かった気がする。
《浴衣》