気まぐれ/過去の夢ネタの塊です。
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喜狂番外(雲雀夢)
―ザッザッ―
―ザッザッ―
重なる足音。
一般の人なら、あまり気にしないだろう。
『……』
―ザッ―
あたしが急に止まると、その足音は1つ余計に聞こえてから止まった。
…あたしも一応忍びなのに。
舐められたものだ。
『誰ですか?あたしに何か用ですか。』
あえて後ろを向かずに問う。
「ワォ。気づいてたんだ。」
この声は…
『雲雀、先輩?』
意外な犯人だ。
「うん。やっぱり、流石だね。」
振り向こうとしたら、首元にトンファーがあてられた。
動くな、という意味だろう。
「君に問題を出そう」
気のせいかな。
雲雀恭弥の声が、少しご機嫌に聞こえる。
「僕は、いつから後ろにいたと思う?」
いつから?
『…あたしが、コンビニを出た時にはもう居ましたね。』
「そうだね。」
えっと、その前は…あれ?この人、いつから?
『雲雀先輩…貴方…いつから…』
わからないわからない
いつから?
「君…本当に忍び?」
『違う。コンビニからは…雲雀先輩だった。』
でも、その前にも誰かが居たはず。
『あたしの後ろに…雲雀先輩以外の誰かが、居たはず…』
「うん。そうだよ」
首からトンファーが離れた。
「君、ボーっとしすぎじゃないかな。確かに、君の後ろには誰かが居たよ。」
誰が?
「大丈夫。ソイツは咬み殺してあげたから。」
ソイツ?
「これは、借りにしておくよ。」
『っ!!』
後ろを向くと、雲雀恭弥の姿は消えていた。
どうやら、あたしは不審者に狙われていたらしい。
それを、雲雀恭弥が助けてくれたんだ。
その不審者も、可哀想に。
『…どうやって借りを返そう。』
同じ事をしてやろうか。
《尾行》
―ザッザッ―
―ザッザッ―
重なる足音。
一般の人なら、あまり気にしないだろう。
『……』
―ザッ―
あたしが急に止まると、その足音は1つ余計に聞こえてから止まった。
…あたしも一応忍びなのに。
舐められたものだ。
『誰ですか?あたしに何か用ですか。』
あえて後ろを向かずに問う。
「ワォ。気づいてたんだ。」
この声は…
『雲雀、先輩?』
意外な犯人だ。
「うん。やっぱり、流石だね。」
振り向こうとしたら、首元にトンファーがあてられた。
動くな、という意味だろう。
「君に問題を出そう」
気のせいかな。
雲雀恭弥の声が、少しご機嫌に聞こえる。
「僕は、いつから後ろにいたと思う?」
いつから?
『…あたしが、コンビニを出た時にはもう居ましたね。』
「そうだね。」
えっと、その前は…あれ?この人、いつから?
『雲雀先輩…貴方…いつから…』
わからないわからない
いつから?
「君…本当に忍び?」
『違う。コンビニからは…雲雀先輩だった。』
でも、その前にも誰かが居たはず。
『あたしの後ろに…雲雀先輩以外の誰かが、居たはず…』
「うん。そうだよ」
首からトンファーが離れた。
「君、ボーっとしすぎじゃないかな。確かに、君の後ろには誰かが居たよ。」
誰が?
「大丈夫。ソイツは咬み殺してあげたから。」
ソイツ?
「これは、借りにしておくよ。」
『っ!!』
後ろを向くと、雲雀恭弥の姿は消えていた。
どうやら、あたしは不審者に狙われていたらしい。
それを、雲雀恭弥が助けてくれたんだ。
その不審者も、可哀想に。
『…どうやって借りを返そう。』
同じ事をしてやろうか。
《尾行》