ボスに奉仕
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「おい。雌犬。」
洗濯物を干し終えた時。
私を呼び止めたのは、ボスだった。
ていうか、私は雌犬じゃねぇぞ。
ナマエって立派な名前があるんだよコノヤロー。(口が滑っても言えないけどね!)
『どうしました?ボス。』
「お前がねぇ…趣味悪いっつうか淫乱だな。」
『はい?』
突然現れて突然何失礼な事ばかり言っちゃってくれてんの?
喧嘩売ってんの?
絶対買わねえぞ!!
「昨日レヴィを襲ったらしいな。」
『あ、あれは!!ベル様の…命令で…』
「お前、ベルの命令なら何でもきくのか。」
『まぁ…多分…』
ききたくないけど。
「はっ、俺はそのベルより立場が上だ。だから、俺の命令もきくよな?」
『な、何で私が!』
「きくよな?」
―コォォッ―
『出来る限りの事はやらせて頂きます!』
「わかってんじゃねぇか。」
今コォォッって変な技出そうとしたよこの人。
あんなのぶちかまされたら死ぬだろ、私が。
「じゃあちょっと来い。」
『痛い痛い!!髪の毛は引っ張らないで下さい!!』
何でベル様といい髪の毛引っ張るかな!?
「痛いのが好きなんだろうが。」
『その情報デマですよ!』
誰だよそんな事言ったの!
ベル様か!?
「うるせぇよカスが。黙ってついて来い。」
『うぅっ…』
不幸中の不幸なのか、今この屋敷にはボス以外誰も居ない。
ベル様に助けてもらえない。
…まぁ、頼りにもしてないけど。
「入れ。」
『ここ…ボスの部屋?』
「あぁ。」
まさか、ボスの部屋に来る事があるなんて。
洗濯物を持って行っても、入れてくれないくせに。
『失礼しまーす。』
大きな扉を開けると、ベル様の部屋よりも広い部屋だと分かった。
それなりに片付いてはいるけど、壁にはいろいろと壊された痕がある。
多分、ボスのストレスによる物だろうな…
こんな綺麗な部屋なのに、勿体無い!
『それでボス、何で私を部屋に…』
振り返ろうとしたら、膝を後ろから蹴られた。
私はその衝撃でしゃがむ形になる。
膝かっくんをするなら、もう少し優しくしてほしい!