狙われた犬
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私にとっての唯一のんびり出来る時間。
「うしし、じゃあ行ってくる。」
『はい。行ってらっしゃいベル様。』
「なるべく早めに帰って来てやるよ。」
『うふっ、じっっくり任務に励んでください!』
「あ?」
『は、は、早く帰って来てくださいお願いします!』
「仕方ないなぁ」
それは、皆さんが任務に行ってる時。
『ふふふっ……自由だぁぁーっ!!!』
あぁ、まずは何をしようかな。
昨日は洗ったスクアーロさん専用のコップをレヴィさんのパンツ(使用済)で拭いたり、レヴィさんの部屋に入って盗まれた私の下着取り返したり(因みに、レヴィさんが私の下着が無くなった事に気付いても何も言えない。ベル様に殺されるって分かってるから。その代わり、ボスの下着を入れてあげる。)、ボスの洗濯物を一度畳んでからぐちゃぐちゃに踏みつぶしたり(また畳むんだけどね!)した。
これで普段の鬱憤が晴らされてるのさ!
え?皆さんが可哀想?
普段の私の方が可哀想だ。
『まぁ…掃除機でもかけながら考えよう。』
普段皆さんが居る時間に掃除機を使うと、うるせぇって怒鳴られる。
主にボスとスクアーロさんと時々ベル様。
だから、皆さんが出掛けた時間しか掃除機を使える機会が無いんだ!
『はぁ…健気すぎる私…』
この屋敷が人町から離れた所にあって良かった。
そうでなかったら近所から夜に掃除機かけるなって苦情が来るところだ。
―3時間後―
『ふぅ…やっと全部屋の掃除が終わった。』
何だかんだまた汚れた所が気になって、全力で掃除してしまった。
まぁ綺麗になった部屋を見るのは気持ちがスッキリして良い!
『まだ時間あるからお茶しながら考えよう。』
今日はどんな事しようかな。
ベル様の愛用枕を普段私の事縛ってる縄で縛ろうか。
それとも、マーモンさんの部屋に行って新品のトイレットペーパーを全部使用済の物に変えてしまおうか。
…いや、それは流石にバレるな。
やめておこう。
『うーん…どうしよう。』
いっそのこと、いかがわしいグッズを全て捨ててしまおうか。