触手
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
皆さんこんにちは。
今私はマーモンさんの部屋の前に居ます。
何故かというと、ベル様からの命令で。
“ちょっとマーモンに喧嘩売ってきて”
あの野郎、いつか見てろよ。
今は私がビビって逆らえないけど、いつか一発殴ってやる。
えっと、何て言えば良いんだっけ?
“あ、何かちっこい生き物がいる!…あ、マーモンさんか。ごめん、あまりにも小さくて踏むところだった!”
『……』
言えるかぁぁぁっ
でも言わなきゃいけないんだろうな!
言わなきゃ私どうなっちゃうんだろ!
「ナマエ?何してるの。」
『うわぁ!!ビックリしたぁ…』
「僕の部屋の前に居てビックリしないでよ。犬。」
『あれ?今犬って言った?』
突然後ろからマーモンさんが現れた。
部屋に居た訳じゃないんだ。
何て言うか…うん、可愛くない子供だ。
「用が無いなら退いてよ。」
『あります!!悪口言いに来ました!!』
「誰の?」
『マーモンさんの。』
「……」
よし、さっさと言ってさっさと帰ろう。
『あ、何かちっこい生き物がいる!』
「喧嘩売ってんの?」
『…あ、マーモンさんか。ごめん、あまりにも小さくて踏…いだだだだだ!!!』
マーモンさんの背中にあるトイレットペーパーが触手に変わり、私の髪を思い切り掴んで引っ張った。
めちゃくそ痛いんですが!!
「ねぇ。慰謝料請求するよ?」
『すみませんお金持ってません!!ベル様に請求してください!!』
「やっぱりベルの命令か。」
『じゃなきゃこんな事やりませんよ。』
ていうか髪!
まだ引っ張られてるから!
「ムカつく」
『ぐえっ…ちょ、首くるしっ』
触手が私の首を絞めている。
ちょっと勘弁してほしい。
『うっ…あ、マーモ、ンさん!!』
「ねぇ。」
『ぐっ…は、い』
「首絞められて感じてるの?」
『んなっ』
んなわけねぇ!!
何都合の良い解釈してんだこの子供!!