お買い物(後編)
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『や、な…に?』
「ん?そういえば、痕つけてないなーって。」
どうやら首に痕を付けられたらしい。
私からは見えないけど。
痕って、所有物って言われた気がして何だか恥ずかしい。
『べ、ベル様っ』
「何?」
『私…その…』
「何だよ。」
『お、』
「お?」
『お買い物がしたいです!』
「……」
ベル様の動きが、ピタッと止まった。
『べ、ベル様?』
「……」
や、やっちまったー!!!
絶対ベル様怒ってる!
怒ってるよね!?
「はぁ…」
『っ!!』
「じゃあさっさとシャワー浴びて行くよ。」
さっきっからそう言ってんじゃん…!!
でも意外。
怒られるかと思ったのに。
『って、何脱いでるんですかぁ!!?』
「だって服着たままじゃ体綺麗に出来ないだろ?」
『そりゃあ…そうですけど…』
「ナマエも早く脱げし。」
『うへぇ!?』
ぬ、脱げって…
何されるんだよ!
「もう何もしねーから。」
『…本当ですか?』
「王子ウソつかないって。目見てみ?」
『目見えません。』
前髪上げろ。
「ナマエってさ」
『はい?』
「性欲しらけさせるの上手いよな。」
『え、本当ですか?』
「誉めてねーし。はい、髪洗って。」
『それは自分でやれば。』
「ん?さっきの続きしてほしいって?」
『さぁ座って目閉じてください!髪洗いますよ!』
何で私がお風呂の世話までしなくちゃいけないんだ!
私は介護士じゃないんだよ!!!
「爪立てんな。俺の頭皮はデリケートなんだから。」
『はいはい』
「うししっ、今ならナイフ投げられないからって調子に乗るなよ?」
『ごめんなさいすみません調子に乗りすぎました。』
今度は丁寧に洗う。
ていうか、ベル様すっごい髪サラサラ。
女か?
私より柔らかい髪。
何かシャンプーのCMにでも出てる?
『はい、洗い終わりましたよ。』
「ん、30点。もっと腕前上げとけ。」
『素人に無茶言わないでください。』
髪を洗った後、背中まで流させられた。
女みたいに細い綺麗な背中に嫉妬。
「じゃあ今度は俺の番ね。」
『へ?』
「俺がナマエを洗ってやるって。王子優しいだろ?」
いやいやいや
要らない優しさだよ。
他に回せ。
『わ、私の事はお気になさらず…』
「大丈夫、優しく洗ってやるよ。」
『ひっ』
パンツに、手をかけられた。
「大人しくしてないと、痛い目みるよ?」
『へへ…』
ぎゃあぁぁぁぁぁぁ