新しい部屋
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私の部屋は、階段の下にある小さな物置。
小さいと言っても私が寝るには十分なスペースはあるし、広すぎる部屋は落ち着かないからイヤだ。
ベル様にも空いてる部屋は沢山あるぞって言われたけど、何だかんだこの物置が私には一番居心地が良い。
高い家具とか置いてないからね!
そんな私の部屋が、跡形も無く壊された。
『わ、私の部屋が…』
みんなの朝食を済ませた後。
部屋に戻ろうとしたらその部屋はボロボロになって、部屋の中の物は灰になっていた。
昨日、私はこの部屋に帰っていない。
ベル様に縛られたり縛られたり縛られたりしていたから。
「うわ。すっげ。」
『ベル様!』
ベル様がポカンと口を開けて立っている。(珍しい)
「ナマエがやったの?」
『違いますよ。私どんだけ爆発したんですか。』
「うししっ、じゃあ誰だし。」
『わかりません…私が来たときにはもうこうなっていました。』
泣きそうになる私の頭をポンポンと優しく叩くベル様。
「まぁ、こんな事出来る奴にはだいたい予想ついてる。」
『ホントですか!?』
「うん。王子天才だから。」
『流石です!』
それで、誰なんだろう。
私の部屋を壊した犯人は。
「じゃあリビング行くよ。まだ犯人は居るだろ。」
『犯人て…』
「うししっ、おもしれー」
楽しんでるし…
「早く来いよ犬!」
『は、はいっ』
「……」
『…わん!!』
「よし。」
泣きたい…!!
『こ、この中に犯人が…』
リビングの扉の前についた。
何だか少し緊張する。
―バンッ―
ベル様が勢い良く扉を開けると、リビングにいる人達の視線が一気に集まった。
『…って、犯人どころか全員居るじゃないですか!』
「マジだ。」
「う゛ぉぉい。何だぁ?いきなりよ。」
「うるせぇぞカス共。」
「あらん、仲良く来てどうしたの?」
「ナマエ!!俺に会いたくなったのか!!はぁはぁ」
「金ならあげないよ。」
上からスクアーロさん、ボス、ルッスーリアさん、レヴィさん(気持ち悪い…)、マーモンちゃん。
モスカっていうロボも無言で煙を出している。