お昼の時間(雲雀夢)
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『ほら草壁、早く…』
「貴様!!いつから委員長を呼び捨てに…!!」
そう聞くと、雲雀はまだ眠そうに目を擦り、ナマエは草壁が飛ばした唾を汚そうに見つめた。
『いつからって…付き合ってからかな?』
「!?」
付き合ってからかな?付き合ってから…付き合って…付き合っ(草壁脳内エコー)
「何ィッ!!?」
『私は雲雀でも良いんだけど、恭弥がどうしても恭弥って呼んでほしいって言うからさー』
「……草壁、早くご飯置いて出て行きなよ。」
心なしか、草壁には雲雀が少し照れてるように見える。
「うぅっ…今日のお昼ご飯は焼き鮭と肉じゃが…あと野菜炒めになります。」
『うはー凄い量!!何だかんだ私の分もあるじゃん。』
「き、貴様がいつも突然食べに来るから…委員長の分が減らないようにだ!!」
手際よくテーブルに並べて草壁はさっさと部屋を出る事にした。
『いっただっきまーす!!……野菜嫌い』
「貴様…ッ!!ピーマンを委員長の皿に移すな!!」
『にんじんもヤダ。』
雲雀の皿にピーマンとにんじんがどんどん増えていく。
雲雀はまだ眠いのか、少しボーっとしている。
『じゃあ草壁、出て行っていーよ。』
「くぅぅぅぅっ!!!」
悔しい、いつか見てろこのアマ!!と叫びながら、草壁は応接室を出た。
『うるさいなぁアイツ。』
「……ねぇ、ナマエ。」
『ん?何?』
「何で僕の皿にピーマンとにんじんが沢山あるの?」
『え゛…(気付いてなかったの?)』
「まさかナマエの?」
『き、ききき恭弥!!ホラ、食べさせてあげるからさ!!』
「むぐっ」
ナマエはピーマンとにんじんの束を箸で掴むと、雲雀の口に突っ込んだ。
どうしても食べたくないようだ。
「ん…ごくっ」
『美味しい?』
「味わう暇なんかなかったよ。」
口元を袖で拭い、顔を歪ませる。