お昼の時間(雲雀夢)
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―コンコン―
「委員長、お昼の時間です。」
―ガチャッ―
応接室の扉をノックして要件を言ってから部屋に入った草壁。
『あぁ草壁、私も食べるー』
だが、目の前にはソファで横になっている雲雀と下着と靴下のみ身につけたナマエの姿が。
「なっ、なっ…」
『草壁?』
硬直する草壁に、ナマエはその姿のまま近付こうとする。
「寄るな!!痴女が!!」
『ち…痴女!?草壁テメェ!!』
「ヒィッ!!」
草壁の言葉に腹が立ったナマエ。
草壁の胸ぐらを掴むと、股間を思い切り蹴り潰した。
「ぐあぁぁぁっ!!!」
草壁は痛そうに床に倒れる。
まだ童貞なのに、使えなくなるのも有り得る話らしい。
『フン。私も食べるから、さっさと机にご飯並べてよ。』
「貴様ッ…」
『何?』
「……」
『……』
睨み合い。
最近のナマエは、以前よりも草壁に対する態度が冷たくなった気がする。
「ふぁ…何?騒がしいんだけど。」
「委員長!!」
雲雀が起きた。
草壁のあんな悲痛の叫びを聞けば、誰だって起きる。
そのお陰で雲雀は少し怒っているようだ。
このままでは草壁の命が危うい。
何とかナマエのせいで声を上げてしまった事を説明しなくてはいけない。
「あ、あの委員ちょ『恭弥、おはよう!!』
被った。
いや、ナマエの性格からしてわざとだろう。
雲雀の隣に座り、抱きつく。
「ナマエ、服を着なよ。」
『はいはい。脱がせたのは恭弥なんですけどねー』
「最初に襲われたのは僕だけどね。」
『恭弥が私を無視して仕事するからだよ。』
「……“恭弥”?」
草壁はナマエの呼び方に疑問を抱いた。
ナマエはつい最近まで、雲雀と呼んでいたからだ。
聞き間違いか?
「ホラ、シャツ着て。」
『恭弥、スカートとって。』
「…はい。」
「!!」
聞き間違いではなかった。