バレンタインデー・キッス(ツナ夢)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『ハッピーバレンタインデー!!ツナ。』
そう言って出された小さな包みには、“元気溌剌”と怪しい言葉が書いてあった。
「それ…媚薬入りチョコだろ。」
『…チッ』
企みにバレた時のナマエの顔は、酷いものだ。
「チッじゃないだろ!!学校でそんなもの渡そうとするなよ!!」
『ねぇ聞いてよ。これさ、効くのが遅いんだ。だから、今から食べると授業中大変な事に…』
「最低だよ!!」
大変な事って、俺が大変になるって事だろ!!
『何さ!!ツナは私が用意したバレンタインチョコを食べれないって言うの!?』
「うっ」
た、食べたい…正直、ナマエからバレンタインチョコなんて貰えると思っていなかった。
実際、山本達は貰っていない。
「で、でもなぁ…媚薬入りって…」
しかも授業中に発情したら、みんなに引かれる。
勿論、京子ちゃんにも。
『むふふ。発情したら、私に合図してくれれば一緒に授業抜け出してあげる。』
「合図?」
嫌な予感。
『ナマエ…俺、もう…入れたいんだ。って言ってくれれば!!』
「無理だよ嫌だよ恥ずかしいよ!!!」
何だよその恥ずかしい台詞!!
『えー。一昨日ツナが言ってた台詞なのにぃ。』
「忘れてよ!!」
その台詞気に入ってんの!?
『じゃあツナ、私も半分食べるから。』
「え゛」
包みからチョコを出すと、ナマエが半分くわえた。
そのまま目を閉じて、俺にもう半分食べろと催促するように突き出す。
『んっ』
「む、無理無理!!みんな見てるから!!」
『ん゛っ!!』
キレてる!?
「っ、」
本当に無理?
そんな訳がない。
好きな女の子が、誘ってるんだ。