勝てない!(バジル夢)
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『ケチ!!』
「イダダダ。髪の毛は引っ張らないでください。」
保健室がもう少しでつく。
バジルは、このまま授業に戻してやろうかと考えた。
『バジルは私のペットじゃないの!?忠実になってくれないなんて、酷いじゃんか!』
「……」
バジルはその言葉に、足を止めた。
顔だけをナマエに向け、ニッコリと笑う。
その笑顔に、ナマエも息を飲む。
「えぇ。拙者はナマエ殿のペットですよ。だからこそ、ナマエ殿には規則正しい生活を送ってほしいんです。」
『う゛っ…』
「ナマエ殿がセックスをしたいと言うならしますし、おんぶだってします。
これほど忠実なペットが、他に居ますか?」
『まぁ…いないけど、さ…』
膨れ面になると、ナマエはバジルの首に思いきり抱きつく。
「……胸があたってます。」
『ペットなら我慢しろ。』
「クスッ。はいはい。」
保健室の前についた。
あとは扉を開ければ良いだけ。
『バジル…やっぱ帰りたい。』
「どうしたんですか?」
扉を開けようと手をかけた瞬間。
ナマエからの制止。
ナマエの顔を見ると、今にも泣き叫びそうな表情。
『血、漏れた…』
「……」
そういえば、家からずっとバジルはおぶっていた。
最悪なのが、今日が多い日だということ。
「まさか…拙者の服にも…」
『たぶん、ついてる。』
生理用の洗剤を買えば、血は落ちるだろう。
だが、その為に今日は早く帰った方がいい。
「仕方ないですね。今日は帰りますか。」
『やったー!』
所詮、ペットは飼い主には勝てない。
結局望み通りの事をする事になった。
終わり