馬鹿な二人(並盛+骸)
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―キーンコーンカーンコーン―
そして、昼休みが終わった。
「何だか殆んどの女子が、下着つけてねぇみてぇっスね。」
「うん、ジャージはいてるね。」
「何か色気ねぇのなー。」
「山本!!女子が睨んでるよ!!;;」
俺達は屋上にむかいながら、女子達の様子を見ていた。
たぶん、学年関係なく下着がとられている…と思う。
―ガチャッ―
『ツナ、遅い!!』
「何がだよ!!」
屋上の扉を開けると、ナマエと骸が大量の下着を抱えて立っていた。
「クフフ、貴方達に数えてもらおうと思っていたので、待ちくたびれましたよ。」
「お前、何枚パンツかぶってんだよ。」
獄寺君が引きながらつっこんだ。
骸…今更だけど、すごく気持ち悪い。
『ツナ、早く数えて。私の優勝はもう決まってるけど。』
「ムッ。何を寝惚けているんですか。苦労では僕の勝ちです。」
確かに。
「じゃあ数えるよ。せーの、いーち、にー…」
俺の数える声に合わせて、ナマエと骸は下着を投げた。
「118ー、119ー、120ー。」
骸もナマエも、いい勝負でもしかしたら同点かもしれない。
「130!!」
130枚目で、ナマエと骸の持ち手の下着がなくなった。
「なんだ、同点か?」
「ケッ。くだらねぇ。」
屋上のフェンスにもたれかかりながら、山本と獄寺君はこっちをボーッと眺めていた。
「クフフ、同点ですか…まぁ、ナマエにしては上出来でしょう。」
自信満々だな。(殴られてたくせに)