風邪引きサン(バジル夢)
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「へ、変態って…ナマエの事じゃん。」
冷静に判断するツナ。
「沢田殿。実は、ナマエ殿は今熱があるをです。」
「へぇ…珍しいな。」
ナマエに近付いた山本。
「どれどれ。」
―コツン―
『―――っ!!』
山本は先程のバジル同様、ナマエの額に自分の額を合わせた。
『は、ふぁ、』
「あ…確かに少し高いな。」
『離れてよ馬鹿ぁぁぁっ!!!』
―バキッ―
「う゛ぇっ」
ナマエに顔面を殴られた山本は、地面に倒れた。
『何で皆くっつくの…恥ずかしいよ!!』
「…良いかも。」
ツナの中で、何かがキタらしい。
「ナマエ殿!!貴方は熱があります。どうか、部屋に戻ってください。」
『バジル…』
「拙者は、ナマエ殿が嫌がるような事は致しません!!拙者が、ナマエ殿の嫌がる事を無理矢理シた事がありますか?」
「シ、シたって…!!」
意味が通じてしまったツナ。
もう、二人の間に関係があることを知ってしまった…
『バジル…そうだよね、バジルは私に嫌な事なんてしないよね!!』
やはりナマエは、いまいち理解していない。
「ナマエ殿、帰りましょう。」
『うん…行こう、バジル。』
ナマエがそう言うと、バジルはナマエの鞄を持ち、ツナを見た。
「沢田殿、学校にはナマエ殿が休むという事を言っておいてください。もしかしたら一週間程休むかもしれないという事も、お伝えお願いします。」
「(笑顔超黒っ!!!)」
バジルのその笑顔から、その一週間の企みが手にとるようにわかったツナ。
風邪を長引かせて、こんなにも面白いナマエを調教するに違いない。
『バジル、行こう。』
「はい、ナマエ殿。」
「……」
一週間後のナマエがどうなっているのか…
そんな事を考えるのはやめて、ツナは山本を放置したまま学校へ向かった。
終わり