風邪引きサン(バジル夢)
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―翌朝―
『ん…』
ナマエは、時間通りに目が覚めた。
「あ、おはようございますナマエ殿。」
朝食を作っていたバジルは、台所から顔を出した。
『……』
「ナマエ殿が自分で起きるなんて珍しいですね。今日は雨でも降るのでは…」
『キャアァァッ!!』
笑顔で近づいて来るバジルを見て、ナマエは布団の中に潜った。
「な、どうしたんですか!?」
『何で私、こんな恰好で寝てるのー!!着替えるから、出ていって!!』
「はい?」
意味がわからないという顔をするバジル。
「ナマエ殿、着替えなら拙者が今すぐ出しますから…」
『良いから出ていって!!』
―ガンッ―
「はぅあ!!」
目覚まし時計を投げたナマエ。
目覚まし時計は、バジルの顔面に直撃した。
―バタンッ―
「……」
そして、バジルは外に閉め出された。
「な、なんなんですか一体…」
理解が出来ないバジルは、とりあえず玄関の前でナマエが入れてくれるのを待った。
―ガチャッ―
『バジル…』
10分後。
制服に着替えたナマエは玄関のドアを開けた。
「あ、ナマエ殿。」
『ごめんね、バジル。朝から騒いじゃって。』
「いえ、ナマエ殿こそ如何なされましたか?」
バジルがそう聞くと、ナマエは頬を紅く染めた。
『何でもないの…ただ…恥ずかしくって…』
思いにもよらない台詞に、バジルは自分の耳を疑った。