曖昧な好き(雲雀夢)
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時間も過ぎて、5時間目の授業中。
ナマエはやっぱり応接室に来た。
『雲雀、アンタ今元気ないんだって?』
「…誰が言ったの。」
『草壁だよ!!何かアイツ、私の胸ぐら掴んで来たんだけど!!ムカついたから草壁のチンコ握り潰しておいた。』
「へぇ…使われずに終わるのも可哀想だね。」
『雲雀、棒読みになってる。』
だって、本気で思ってないからね。
『フンフーン。』
ナマエはソファで寝転がると、鼻唄を歌いだした。
「…随分機嫌良いみたいだね。」
『そう?まぁ、悪くはないよ。』
ニコニコ笑いながら、ナマエは椅子に座る僕を見た。
…少し、嫌な予感がする。
『今週の土曜日にね、ツナん家に招かれてるんだー。』
また、アイツだ。
「へぇ…」
『何かーお泊まり会やるんだって。獄寺と山本も来んの。』
「群れすぎじゃない?」
そんな野郎だらけな所、嫌だな。
『ツナん家泊まるの初めてだから、楽しみなんだ。晴れるかなー?』
「雨でも関係ないでしょ。」
『アッハハ!!まあね。』
「…ナマエ、ってさ。」
『ん?何?』
僕はナマエの側まで来て、ナマエの目線あたりまでしゃがんだ。
「ナマエって…沢田綱吉が好きなの?」
『……』
僕が言った事に、ナマエは珍しく目を見開いた。
暫く沈黙が続くと、ナマエは口を開いた。
『な、に、言ってんの!!意味わかんないから!!』
―バシッ、バシッ―
「痛い、痛い。」
ナマエは大きな声で笑うと、僕の肩をバシバシと叩いた。
『私、恋とかしないから!!』
「そ、そう…」
『ツナは…友達なの!!変な事聞かないでよバカ。』
何でバカ呼ばわりされなきゃいけないの。