キミはペット(バジル夢)
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『へぇ、バジルってツナん家で住んでんだ!!』
「はい、ですが…沢田殿の家には沢山の人が住んでいるので、他を探そうかと…」
ある日、ナマエとバジルは屋上で仲良く話していた。
『ふぅん…ねぇ、バジル。』
「はい?」
『家事とかって、できる?』
「えっ…まぁ、一通りは…」
―ガシッ―
ナマエは、獲物を捕まえるように素早くバジルの手を掴んだ。
『バジル、私ん家一人暮らしだからさ、家事とかしてくれるなら好きに使って良いよ?』
「え、本当ですか!?」
『勿論!!』
「ありがとうございます、ナマエ殿!!」
信じて疑う事を知らない純粋な顔に、ナマエは涎を飲んだ事を、バジルは知らない…
『――ってなわけで、バジルは私ん家で預かるから。』
「それは良いけどさぁ…バジル君もナマエん家で良いの?」
昼休み。
ナマエ、ツナ、バジル、獄寺、山本は屋上でのんびりしていた。
「勿論です!!ナマエ殿はかっこいい女性ですね。拙者、初対面なのに優しくしてもらえて…」
「ハハッ。その優しさを信じてたら脱がされるぜ?」
「何寝言言ってやがる、野球馬鹿。信じようが信じまいが脱がされる事に変わりはねぇよ。」
「?」
山本と獄寺の言っている事がよく理解出来ず、首を傾げるバジル。
『ねぇ、バジル。』
「はい!!」
『家に何も夕飯の材料がないから、買っておいてくれる?これ、鍵と財布ね。これは住所。』
ポイッ、と渡すとバジルは目を輝かせた。
「任せてください、ナマエ殿!!夕飯、何かリクエストはありますか?」
『ハンバーグ。』
「了解しました。では、拙者はこれにて!!」
そう叫ぶと、バジルは屋上から去った。
『んふふっ。良いもの拾った気分ー。』
「全く、バジル君に家事全部任せるつもりだろ。」
呆れ気味なツナ。
『たまーに雲雀が洗濯はしてくれるんだけどね。やっぱ溜っちゃうからこまめにしてくれる人、探してたんだー。』
ナマエの発言に、3人は目を丸くさせた。