『あとはー…』

「まだいるの!?」


『あたぼーよ!!えっとまずねー…リョウーマとー』
「ストップ!!!」


『もう!!何だよ、ツナ!!』

「それはこっちの台詞だから!!!漫画が違うから!!」



「アッハッハ!!ナマエ、おもしれぇな!!」


山本、お気楽すぎるよ…



「つうか、リョウーマって誰だ？」


獄寺君…ジャンプ読まないのかな？



『まぁ、あとは面倒だから言わないけど。』


「うん…そうだね。」


多いよね、テニプリキャラ。


『たまに使い捨てもいるから、名前覚えてないんだよね』

「最低だよ。」



この人、本当に女？



「なぁなぁ、ナマエ。結局初めての奴って誰なんだよ？」


山本…やっぱり気になるんだ。



『あぁ、初めての人ねー…』



―ドクンッ―


あ、あれ？
いざナマエの初めてを聞くってなると…緊張するや。




『私のパパ!!』



そうか、パパか…


「犯罪だろ!!!」



一瞬、普通に納得したよ!!



「まぁ、ナマエらしいっつうか…なぁ？獄寺。」


「俺に振るな!!」



『ってか、パパとヤる前から自分の指で遊んでたんだけどー。ある日見つかってさ。』


「まさか!!ナマエが襲ったの…？」


『んなわけないでしょ!!!襲ったのはパパから!!』



あぁ、ナマエはお父さん似なんだ。



『今もね、たまに遊んでるんだー。ママに内緒だから、ドキドキする。』

「めちゃくちゃな家庭だな。」


獄寺君が言えた事じゃないね…