初めての人
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「なぁなぁ、俺さー。気になる事があんだけど。」
それは、山本の一言から始まった。
「何?山本。」
「くだらねぇ事だったら容赦しねぇぞ。」
昼休み。
俺と獄寺と山本は、屋上でナマエが来るのを待っていた。
「俺らってさ、ナマエに食われたじゃん?」
「う、うん…」
「なっ!!それがなんだよ!!」
「ナマエの初めてって、誰が食ったのかなー…って。」
「ブッ!!ゴホッ、ゲホッ!!」
獄寺君…ジュース溢したよ。
「獄寺君、大丈夫!?」
「はい…テメッ…何言ってやがる…」
「普通思わね?」
「おもっ!!……う。」
「思っちゃうんだ。」
ちょっと引く…
「じゅ、10代目はどんな奴だと思いますか?」
「えっ。そうだな…やっぱ、年上?」
「お。ツナもそう思うか?」
「しかし…誰なんスかね。」
そういえば、俺達ってナマエの事を知っているようで知らない。
初めての相手も気になるけど、セフレが何人いるのかも気になるし…
「ナマエって、俺達みたいな関係を何人持ってんだろ。」
「ん?どうした、ツナ。突然。」
「いや、何かさ…ナマエの事だから漫画関係なく手出してそうで…」
「あー…あり得るッスね。」
―バンッ―
『お待たせー!!ごめんねー。先生に捕まってた!!』
ナマエが、パンやら飲み物やら持って屋上に入って来た。
「なぁなぁ…ナマエの初めての相手が先公ってオチもあるな。」
「山本!?」
まぁ…確かに、有り得そうだよ。
『ん?ナニを話してたの?』
どうしよう…
こういうのって、聞いても良いのかな…
「なぁ、ナマエの初めての相手って誰なんだ?」
『は?』
山本、普通に聞いちゃってるしーっ!!