再スタート(ツナ)
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『今日は獄寺気分じゃないのー。引くドアに逆に引かれてろ。』
「なにそれ!?」
意味不明だけどちょっと面白い。
「あ?オメェは飴舐めようとして逆に舐め……………」
獄寺君、無意識に下ネタ使っちゃった―!!
しかも途中で気が付いて照れた!
『え?なぁに?ハッキリ言ってよ。』
「くっ…!!」
ナマエ楽しそうだな。
ニヤニヤしすぎ。
「うるせー!スライドのドアに挟まれてろ!」
それは獄寺君だよ。
『獄寺は煙草吸おうとして、逆に煙になれ!』
ナマエの言葉って、さっきっから遠回しに死ねって言ってるよな。
つうか、頭痛い…
「2人とも、騒ぐなら出て行ってよ。俺、寝たいからさ。」
『それが沢田綱吉の最後の言葉だった。』
「怖いな!!どうなっちゃうの俺!?」
『座薬が肛門で爆発。その正体は獄寺のミニダイナマイト!』
「「ねーよ」」
間違えてダイナマイト突っ込むバカって居るの?
「10代目、迷惑かけてすみませんでした。ナマエを学校に連れて帰ります。」
『!?』
「えっ、本当!?」
獄寺君、珍しく空気読めてる!
『いやだぁぁぁっ!!離せ離せ離せバカ!!』
獄寺君がナマエを肩に担ぐように持ち上げる。
ナマエも暴れるけど、力も体格も獄寺君の方が上だ。
「ナマエ。」
『ツナ!!助けて!!』
「たまにはちゃんと勉強するんだよ。」
『熱さまシートで31度まで体温下がれ!』
「死ぬよ!」
熱さまシート貼ってないしね。
「明日は学校、行くからさ。」
『……』
「弁当、一緒に食べよう。」
『…………うん』
やっとナマエが大人しくなった。
それがわかった獄寺君も、溜め息をつく。
「では10代目、ゆっくり休んでください。」
「うん。ありがとう、獄寺君。」
獄寺君には珍しく感謝だ。
まさか、獄寺君に騒ぎを静めてもらう日が来るなんて、思わなかった。
「(あ・と・で・来・ま・す・ね)」
口パクで何か言っている。
無視だ。
ウインクも見ない振りしなくちゃ。
抜け駆けするつもりだなんて、考えるな。
「はは…じゃあね…」
これからまた、苦労するんだろうな。
もう少し落ち着いたヒロインは居ないのかな。
あ、リアルな話ししちゃった。
END
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