再スタート(ツナ)
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―ガラッ―
『おはよう獄寺。』
「あ?珍しいな。ナマエが授業始まる前に学校に来てやがるの。」
『死ぬ気で妄想も、とうとう2に突入だからね。』
「そういうリアル話はやめろよ!」
『ツナは?』
「(無視!?)…まだ来てねーよ」
『ふーん…』
―ガラッ―
「おっ。獄寺にナマエ、はよ。珍しいな、朝から学校に居るの。」
『山本…死ぬ気で妄想も、とうとうふがふがふが』
「だからやめろって!」
『何するんだよバカ!!』
―バキッ―
「グフォッ」
「何かよくわかんねーけど、朝から元気なのな。」
『ツナは?』
「いきなりだな…ってか、お前ら連絡来なかったのか?」
『は?』
「あ?」
「今日ツナ、風邪で休みだぞ。」
―――…
そう。
今日、俺は学校を休んでいる。
仮病なんかじゃない。
ちゃんとした…っていうのもおかしいかな?
とにかく、本当に風邪なんだ。
「じゃあツナ、何かあったら呼ぶのよ。お母さん下に居るからね。」
「大丈夫だよ、寝てれば治るって。」
内心、ちょっとラッキーだったりする。
普段はチビ達ばかりな母さんも、こういう時は俺の心配をしてくれる。
何より、学校を休める事が一番ラッキーだ。
「学校に行ったら、ナマエが絶対ちょっかい出してくるしなぁ。」
今日くらいはゆっくり過ごそう。
『ツナママおはよー!!』
「あらナマエちゃん、おはよう。」
聞こえない聞こえない。
何も聞こえない。
『ツナ居る?見舞いに来た。』
「あら、ありがとう!ツナも喜ぶわ。」
母さん!!
今授業中の時間だろ!?
普通に受け入れんなよ!!
「あ…でもナマエちゃん、学校は?」
よし、ナイス!
『あぁ、今日はお馬鹿だけが行く補講の日なの。だから私は大丈夫なんだよ。』
お前ぇぇぇぇっ
サラリと嘘つくな!!
「もうツナったら!私にはそんなこと言ってなかったわ!」
平日ですからね。
普通の登校日ですからね。
『怒られるのが怖かったんでしょう…ツナったら、仕方ない子ね。』
姿は見えないけど、絶対やれやれって感じのポーズとってんだろ。