ゲームをしよう(黒曜)
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『今日はね、ゲームしたくて。今から説明するからよく聞いてね。』
「僕には嫌な予感しかしませんね。」
『よ く 聞 い て ね ?』
「…はい。」
『よし。じゃあまず、この紙に自分の名前を書いてこの箱に入れて。
次は自分の好きな場所を書いてこっちの箱ね。
次は誰か他人にやらせたい嫌な事書いて今度はこっちの箱ね。』
「ナマエ…そのゲームはまさか…」
『そう!その名も誰が何処で何するんですかゲーム!!』
「まんまだびょん。」
『うるさい』
―ガンッ―
「いっでぇ!!!」
『はい、とっとと書いて!』
「うーん、他人にやらせたい嫌な事ですか…何が良いですかね。」
「骸様…やるんですか?」
「勿論ですよ千種。ほら、クロームも書きなさい。」
「…はい。」
髑髏も千種も嫌そうな顔をしながら参加することに。
どうせ断っても、ナマエがそれを許さない事は重々分かっていた。
『よし、みんな書いたね。じゃあまずは誰が引きたい?』
「僕からやりましょう。」
立ち上がったのは骸。
『じゃあはい。それぞれ1枚ずつ引いてね。』
「クフフ、ナマエに恥ずかしい事をやらせてみせますよ。」
『分かったから引けって。』
「では、いざ。」
骸の手により引かれた紙。
ナマエ以外は息を飲んだ。
『誰が?』
「クフフ、犬が。」
「お、俺!?」
『どこで?』
「沢田綱吉の家で」
「遠っ」
『何をした?』
「お風呂に入った。」
「風呂!?わざわざそいつの家で!?」
『なーんだ。案外普通だね。つまんない。』
「ふざけんなびょん!誰だ風呂なんて考えたの!」
「……ごめん」
「お前かこのくそ女!!」
「………ごめん(にやり)」
「今笑っただろてめー!!!」
今にも髑髏に殴りかかりそうな犬を、抑える千種。
「落ち着きなよ犬。」
「離せメガネ!この女ぶっ殺すびょん!!」
『ぶっ殺す前に、ツナの家に行ってこい!』
「嫌ら!!」
『ダメ!!ゲームに参加したからにはちゃんとやれ!!』
「(なんて自分勝手な…強制だったくせに)」
「(自分ルールか…めんどい)」
「(………逃げたい)」