雨の日(ツナ夢)
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制服を着て
歯も磨いて
『朝ご飯は?』
「今食べてたら沢田殿を遅刻させますよ。」
はい、ってバジルがおにぎりを私に持たせた。
学校で食えってか。
『…やっぱ行きたくないよ。』
「ナマエ、行こうよ。行けば楽しいだろ?」
『別にー』
雨の日は、どうもテンションが下がる。
「傘、俺がさすからさ。」
『…ツナが?』
「うん。それでさ、学校行ったらてるてる坊主でも作ろうよ。」
『てるてる坊主…』
「ね、ナマエ。行こう?」
ツナと相合い傘して
ツナとてるてる坊主作って
『行く!!』
何だか、急にテンション上がった!
「すみません、沢田殿。」
「気にしないでよ。」
『ツナ、早く行かないと遅刻するよ!!』
「はいはい。」
『ふふ、てるてる坊主プレイって何か新鮮。』
「「てるてる坊主プレイ!?」」
ツナとバジル、見事に被ったよ。
『ツナの頭に大きい布被せて、体をいじるの。』
「俺!?しかもそれ、目隠しプレイと同じだろ!」
『細かい事は気にしない気にしない。』
鞄の中に弁当とおにぎりを入れて、靴をはいた。
『じゃあ、行ってきまーす。』
「行ってらっしゃい。沢田殿にあまり迷惑かけないように。」
『無理だね!』
「言い切ったよこの子…」
「沢田殿、ナマエ殿が無理に迫って来たら遠慮無く殴って構いませんから。」
何コイツ、DVに目覚めたの?
『えっへっへっ』
「何その笑い方。」
外に出て、傘をさしているツナの腕に私の腕を絡めた。
それだけで赤面するツナ。
「雲雀さんに殺されるかも…」
『何で?』
「……何でも」
ツナってば、もう目が死んでるし。
『じゃあ私が骨拾ってあげるね!』
「…ありがとう。(助けてはくれないんだ。)」
『早く学校行こー』
「はいはい」
周りから見たら私達はカップルなのかな。
…なんて思いながら、ツナの腕に強く抱きついた。
END