ダイエット
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「太った…?」
草壁の目が点になっている。
『草壁が毎日毎日チョコケーキとかショートケーキとかミルクレープとかモンブランとかアップルパイとかそんなのばっかり食べさせるから!!』
「何を勝手な事を……俺は一度も貴様の為にケーキを作った事などない!!全ては委員長の為だ!!
だいたい、俺は野菜や魚もバランス良くご飯を作っている。
好き嫌いをしているのは貴様だろ。」
『ハッキリ言って、お前の料理濃いんだよ!!』
「なっ…!!」
ナマエの一言に草壁は、ショックを隠しきれない様子。
「でも僕は太ってないよ。」
『え…』
そう。
長年草壁の手料理を食べている雲雀だが、全く太っていない。
「当たり前です委員長。委員長は食後に見回りに行くので、その分カロリーが消費されているのでしょう。」
カロリー消費=咬み殺す
『なるほど…』
「ねぇナマエ。僕はナマエの何処が太ったのかは知らないけど……そんなナマエも好きだよ。」
『あっそ』
「……」
『あーあ。私も雲雀みたいに運動しよっかなー』
「……」
「い、委員長!!そんな落ち込まないで!!」
『よーし、痩せるぞ!!』
それから暫くの間、ナマエは雲雀と共に戦うことになった。
『あーはっはっは!!ホラホラ、逃げないと死んじゃうよー。』
「うわぁぁ!!助けてー!!!」
なんと、雲雀のバイクを乗りこなして群れてる学生を追いかけている。
「それ、ダイエットになってないよ。」
『あーはっはっはっはっは!!!楽しいー!!』
雲雀の呟きも聞いてないナマエ。
本当に気付くのは、また体重が増えてからだったらしい。
END