ダイエット
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「でも…何で太ったの?」
「拙者のご飯を食べては寝るからですよ。」
「いや、でも…太ったのってここ最近急にじゃない?」
「!!…確かに、そうですね。」
バジルが世話をしているからと言っても、ナマエが太ったのはここ最近。
何か他に原因がある筈。
『アイツのせいだ…』
ナマエは俯いたまま、ゆっくり立ち上がった。
「ナマエ殿?」
「アイツって…誰?」
『くさかべぇぇぇえぇぇっ!!!』
突然走り出すナマエ。
「く、草壁さんって…まさか風紀委員の!?」
「沢田殿、拙者家事がまだ残っていますのでこれで失礼します。」
「あ…うん、気をつけて。」
ツナとバジルは別れ、ツナも教室に向かうことに。
一方。
草壁は雲雀と共に応接室に居た。
「委員長、今日のお昼もあのアマ……じゃなくて女は来るんですか?」
「あまり言い直せてないよ草壁。たぶん、来るんじゃない?」
「では、お昼とデザートの準備を…」
―ドドドドドドッ―
「な、何だこの音は!?」
「…ナマエ?」
―バンッ―
『草壁ぇ!!』
「(当たった…流石委員長!!)」
「やぁナマエ。そんなに慌ててどうしたの?」
『私今、恭弥に構ってる暇は無いの!!!』
「……」
「き、き、き貴様!!廊下を走ったうえに委員長に対してなんたる無礼を……って委員長、トンファーがこっち向いてます。」
「……で、どうしたの?」
雲雀は草壁にトンファーを向けたまま聞いた。
『あ、そうだった…草壁!!お前死ね!!!』
「なっ…突然来て死ねとはどういう意味だ!!」
『煩い!!お前が…お前がいけないんだ!!!』
わなわなと震えるナマエを、雲雀と草壁は不思議そうに見つめる。
『お前の作る食べ物のせいで太ったんだからな!!!』