ダイエット
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『バージールっ!!エッチしよー!!』
「う゛っ」
夜。
ナマエは、床に座っているバジルの背中にのしかかるように抱きついた。
『ねー。早くー。』
「ナマエ殿……」
バジルは何だか少し嫌そうな顔をしている。
「重いですね。太りました?」
『………うそ』
顔色を青くするナマエ。
そういえば最近、スカートがキツくなってきた事を思い出す。
『っ、体重計!!』
「はい、ここに。」
笑顔で体重計を差し出すバジル。
ナマエは恐る恐る体重計に乗った。
『ギャッ!!』
「ぷっ…拙者よりありますよ。」
『うっさいバジル!!ていうか…何で何で何で!?』
「そりゃあ…そんだけ食っちゃ寝を繰り返してたら太りますよ。」
家事は全部バジルがやるため、ナマエは家では基本動かない。
しかも、食べる。
『ヤれば…痩せるよ…』
「普段ヤってるのに太ったんですから、無理ですよ。」
『バジルの馬鹿!!そこでSにならないでよ!!』
「すみません、癖で。」
ナマエが泣きそうな目になると、バジルは困ったように笑ってナマエの頭を撫でた。
『痩せる…絶対痩せる。』
「拙者も手伝いましょうか?」
『手伝って!!』
太ったなんて、周りに言われたらナマエのプライドが許さない。
ツナに指摘されたら、もう泣くだろう。
「では、明日からダイエット開始ですね。」
『え?今からでしょ?』
―ドサッ―
バジルをベッドに押し倒したナマエ。
『夜の運動しなきゃ。』
「ナマエ殿…」
お互いの顔が、近くなる。
「明日、後悔しても知りませんよ?」
『……』
ナマエが直前で止まった。
バジルはニコニコと笑ってはいるが、何だか黒い。
本気だ。
『……やっぱり寝る。』
「良い子ですね。」
セックスをしない夜。
そんなの、何ヶ月振りだろうか。