弁当(ツナ夢?)
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そ、その声は…
『恭弥!!』
「やぁ、ナマエ。」
「ヒィッ!!」
後ろを振り向くと、トンファーを持った雲雀さんがいた。
危ない!!
「今日は遅かったね。」
『弁当作りって、意外と時間かかるよねー』
「弁当……」
あ。雲雀さん、固まっちゃった。
「これ…何?」
『エビフライ!!』
え、あの黒い塊が?
まだかりんとうって言われた方が気持ちが軽いよ。
『もしかして…エビフライ嫌い?』
「嫌いじゃないよ。ありがとう、食べるよ。」
「食べんの!!?」
これはもうエビフライが嫌いとか好きとかの話しじゃないよ!!
「何?何か文句あるの?」
「え、いや、無いです!!」
寧ろ心配です!
「じゃあ、ありがとう。」
『あれ?私行かなくて良いの?』
「うん……、仕事とかあるから……」
雲雀さん嘘が下手だー!!
食べきれる自信ないんだ!!
『それ、今朝から(バジルが)頑張って作ったの!!食べてね!!』
「……勿論だよ。」
うわぁ。
ナマエ、そのエロさの無い笑顔は…確信犯だろ。
逆に怖いよ。
「じゃあ、またあとでね。」
『バイバーイ。』
「が…頑張ってください。」
何となく雲雀さんの背中が小さく見えた。
『ツナにも今度作って来てあげるねー』
「え…遠慮するよ。」
『いーからいーから、遠慮しない!!』
本気で食べたくない!!!!
『ツナは甘い物が好きだよね?ケーキ食べさせてあげるね。』
「そんな事一言も言ってないよな!!」
またまたーって、ナマエが笑った。
『好きでしょ?私の体についた生クリーム食べるの。』
ナマエの体についた生クリーム…
「お前っ…それっ…」
にょ、にょ、
『女体盛りー』
「言うなよ!!」
よく恥ずかしくないよな!!
『ねぇツナ。ケーキ好きだよね?』
何だよ。
何でそんな自信あるんだよ。
「……うん。好きだよ。」
頷いたらナマエが、満足そうに笑った。
END
nextオマケ