誰が悪
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『眠…』
やっぱり休むって言えば良かった。
『イテテ…;;』
ガーゼをとりかえて、改めて自分の傷を見ると、結構切られたなぁ…と思う。
でも、昨日の六道骸にやられた傷は全て急所をはずしていた。
まぁ…だからこそ痛いものがあるけど。
いつも通りの時間に家を出て、玄関を確認した。
『……』
玄関にリボーンからの手紙はない…か。
リボーン…一度任務について話したい。
『…あ。』
「あっ!!」
学校の…校門の所に居たのは犬さん。
『…おはようございます、犬さん。』
「犬でいいびょん。それより…その…傷、痛いれすか?」
『そりゃあ、痛いです。でも、犬さ…犬は気にしないでください。』
「っ!!ナマエ、ごめんらさい!!!!」
『ちょっ、』
いきなり土下座をした犬。
あぁ、周りから見られてるよ…
『あの、頭を上げてください。』
「ダメだびょん…ナマエ、ごめんらさい。俺…骸さんには逆らえないれす。」
『……』
心配…かけないようにか、犬の体に包帯とか巻いてないけど、傷があった。
さっき雲雀恭弥が言っていた通り、咬み殺されたのかな…
『犬は六道骸が大切なんですね。』
「……」
コクン、と黙って頷いた。
『それは良いことなんですよ。それに、自分の身も危ないのに風紀委員に助けを呼んでくださり…ありがとうございました。』
「たいした事じゃないびょん…お、怒ってないんれすか?」
『怒ってないですよ。感謝しています。』
「っ、ナマエ…ありがとうれすっ…」
綺麗な涙だなぁ…
この人はどうしてここまで素直なんだろう。
「やぁ。他校生が何してるの?」