誰が悪
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「起きたの?」
『雲雀先輩こそ…』
「僕は寝てないよ。」
『寝たフリ…ですか?』
「こうしていればナマエが近づいて来ると思ってね。」
『……えっと、すみません…今は、触れられたくないです。』
「……」
六道骸にやられた傷が痛むのもある。
でも、あたし…
『あたし、人が…人が怖いです。』
「……」
次々と体に傷がつく。
そんなの、マフィアの世界では当たり前なのかもしれない。
でも此処は日本なんでしょ?
中学生がどうしてここまで異常になれるのか。
「じゃあ…生きてよ。」
『……え?』
「その恐怖の中で生きてよ。限界が来たら僕が咬み殺してあげる。」
『……』
何を言っているんだ、この人は…
―グイッ―
『ゔっ』
一応怪我人なんで、胸ぐらを掴むのはやめて頂きたい…
「ナマエ。」
『ゴホッ…は、い…』
「限界が来たら僕の所においでよ。咬み殺してあげるから。ただし…他の誰かに殺されたら駄目だよ。」