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『……』
全身に、切られたかのような痛み。
「クフフ…ボーッとしてると死にますよ?」
―ドクドク―
『…血がっ』
太もも、腕、横腹、頬…いろんな所から浅く切られたかのような傷。
痛い。
「ナマエ?楽しませてくださいよ。」
ゆっくり近付いて来る、六道骸。
『嫌…来ないでっ!!』
あたしは体育館の中を走った。
扉は、六道骸に閉められたし、開けるのに時間がかかる。
「おや。鬼ごっこですか?面白そうですねぇ。」
応接室に行った時以上に、怖い。
ここで死んじゃうんじゃないかって、嫌な想像ばかりしてしまう。
『はっ…いっ…』
全身が痛い。
昨日の傷もあるし…
「ナマエ…それでは簡単に捕まってしまいますよ?」
―グイッ―
『ぅあっ!!』
―ダンッ―
『あ゙っ!!』
「クフフ…ナマエ、抵抗してください。」
『ハッ、ハッ…あ、いや…』
嫌だ、死にたくない。