訪問者
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
―ギギッ―
『よっと。』
体育館の扉は少し重くて、開けるとそこには誰も居なかった。
「おや、部活は休みですか?」
『そうみたいですね。』
そんなんで良いのか、並盛生。
『骸さんは、どうして並盛に?』
こんな所に来ても、つまらないと思うけど。
「最近、面白い事がないんですよ。」
『昨日も言っていましたね。』
暇つぶし…か。
「昨日、ナマエは面白い事はないと言っていましたね。」
『はい、そうですね。』
面白い事なんてこの学校にはないし…
「ズルイですねぇ。ナマエ、貴方はとても面白い事を知っているじゃないですか。嫌われのナマエ。」
―ドクンッ―
『どう…して…』
何故、彼が知っているんだ。
いや、それより…マズイ。
六道骸からは、楽しそうな殺気
早くこの場から逃げたい。
「ナマエ…楽しませてください。」
黒い笑顔。
この人、凄く黒かった。
『嫌だ…来ないでください。』
こんな事なら、犬って人も無理矢理連れて来れば良かった。
信用してる訳ではないけど、あの人なら…
―ザシュッ―