戦いの幕開け
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「テメェ…何かムカつくぜ。」
『あっそ。じゃあ、見ないでくれる?あたしもムカつくから。』
―ガタッ―
「それ以上吐かすと…女だからって容赦しねぇぞ。」
胸ぐら掴まれて、目の前にダイナマイトをつきつけられた。
『……』
これくらい逃げられるけどなー。
マフィアって感付かれるかも。
「獄寺、女相手にそう怒るなって。」
「るせぇっ野球馬鹿!!!」
山本って人は野球馬鹿なんだ。
『何かここに居るのシンドイ。』
そう言い残してあたしは教室を出た。
教室ではザワザワ騒いでる。
たぶん、あたしの事…かな。
こういう時は、やっぱり屋上に行くのが常識でしょ。
―ガチッ―
『ん~。曇りか…』
ちょっとは晴れてろよ。
「ちゃおっす」
『Σリボんぐっ!!』
「静かにしろ。誰かに見付かったらヤベェぞ。」
あたしの恋人(だと信じてる)は何て酷い…
拳銃を口の中に入れてきたよ。
『ゔ…ゔんっ』
拳銃が口から抜かれた。
恐ろしい恐ろしい。
「……で?どうだ?」
『へ?』
「学校の様子。」
『あー。スグにでも嫌われそうだよ。あと、10代目もスグにわかりました。』
あの獄寺のおかげで。
「そうか。…ツライか?」
『少し…ね。でもリボーンの為になら頑張れるよ。だからね、リボーン…』
「?」
『時々で良いの。手紙、頂戴?』
「証拠に残る物は…」
『読んだらスグに処分するから!!』
お願い。
あたしはリボーンだけが頼りなの。
あたし、強くなるから。
「…わかった。時々だからな。」
『ありがとう、リボーン!!』
嬉しくて抱きつきながら叫んだらまた拳銃を口に入れられた。