嫌な人
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『……』
「…どうしたんですか?」
『骸さん、貴方…何を企んでいるんですか?』
「はい?」
『あたしに紅茶を奢るお金があるなら、傘くらいコンビニで買えます。ですから、迎えなんていらないはずですよ。』
「……」
穏やかに笑う顔。
パッと見は髪型意外におかしな所はない。
じゃああたしは何が怖い?
「雨、やみませんねぇ。」
『そうですね。…どうしてあたしに声をかけたんですか?』
「暇つぶし…ですかね。」
『……』
「それに、泣いている女性は放っておけませんから。」
『っ』
見られていたんだ…
いきなり現れたのを見ると、気配を消してた…?
『あまり良い趣味ではありませんね。』
「クフフ…褒め言葉として受取ますよ。」
この人…苦手だな。
「しかし…最近面白い事がありませんねぇ。」
『そうですか。』
「何か面白い事、ありませんか?」
『…さぁ?あたしも退屈ですから。』
何で、手が震える?
「大丈夫ですか?」
『え?』
「顔色があまり良くないですよ?」
『……』
この人、苦手…
どうしてこんなに恐怖を感じてるの?