落
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「謝って。」
『ゴホッ…は?』
「京子ちゃんに死ぬ気で謝って。」
『……』
脅し…か。
笹川京子を見ると、満足そうに笑っている。
『あ、たしは…何もっ…してない…』
外にぶらさがる体。
10代目は腕一本であたしを持っているんだ。
「ナマエちゃん…私、何か気に触るような事した?」
「京子ちゃんっ」
『……』
ズルイ人。
その天使のような顔で何人の男を利用したんだろう。
『……っ。手、無理するのやめたら?震えてるよ。』
あたしを持つのに疲れた10代目の腕は震えている。
今落とされても、足が痛くて受け身はとれない。
「うるさい…ミョウジが京子ちゃんに謝れよ!!何でこんなに良い人に酷い事できるんだよ!!」
酷い事…?
『あたしが…笹川京子に、何をしたって…言うの?あたしは…ただっ…』
「…ミョウジさん?」
あたしはただ…
いつかボンゴレ10代目にもわかってくれると信じていて
―ガラッ―
「10代目?一体何を…」
「え?あ、獄寺君…あっ!!」
―ズルッ―
『え?』
獄寺隼人が入って来た瞬間、10代目は驚いて手を離した。
落ちる…っ
「…っナマエ!!」
『獄…寺…』
いつかわかってくれるまで、あたしは
―ドサッ―
リボーンさえいれば、何もいらないよ。
続く