落
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『はぁ…ダル。』
腹と顔に一発、両足を痛めたから歩くのが困難。
腕にも力が入らない。
『教、室っ』
あたしは馬鹿みたいに教室を目指した。
―ガラッ―
―ザワッ―
『ハァ…ついた…』
あたしは本当に馬鹿だ。
「ナマエちゃん、おはよう。」
『笹川京子…』
この教室に安全な場所なんてある筈ないのに。
「ミョウジさん…昨日、京子ちゃんに酷い事したんだね。」
10代目が静かに殺気立っている。
もしかして10代目…笹川京子にホの字?
『うるさいなぁ…沢田綱吉は関係ないでしょ。』
―ギリッ―
『っ!!』
「ミョウジさんって本当に…邪魔」
あたしの首を片手で掴んで持ち上げた10代目。
やっぱり男の力とは馬鹿にできない。
『うっ…かはっ…』
「あれ?いつもより弱いね。」
そのまま窓側へ持っていかれた。
ちょっとちょっと。
まさか…ね。
落としたりしないよね?