笹川兄妹
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―お昼―
「ナマエちゃん、裏庭で食べよ。」
『はぁ。』
結局、笹川京子と食べる事になった。
「私ね、裏庭の雰囲気好きなんだ。」
『はぁ。』
「あまり人来なくて落ち着くし、緑がいっぱいだし。」
『はぁ。』
「ナマエちゃんも気に入ってくれたら嬉しいな!!」
『はぁ。』
ヤバイ、あたしさっきっから“はぁ”しか答えてないよ。
でもこれで友達ってのも任務的に困るんだよね。
『本当に人居ない。』
「でしょ?」
緑がいっぱいというより、木が沢山あるから生徒が隠れてもバレなさそうだ。
うん。今度、木の上で休む時はここにしよう。
「ナマエちゃん、気に入ってもらえた?」
『え?あぁ…まぁ。』
笹川京子が何を考えているのかわからない。
笹川了平と兄妹だけあって普通とは少し違うと思った。
だけど、笹川京子のはまた別。
笹川了平と違う。
この違和感はなんだろう。
「気に入ってもらえて良かったー。ここがお墓になるかもしれないからね。」
『え…』
笹川京子の後ろからゾロゾロと出てきた知らない男子達。
先輩、後輩、同学年がいると思う。
ざっと…20人?
あぁ…成程。
笹川京子に持った違和感。
笹川了平とは違うと思ったのは
猫被っていたからだ
続く