笹川兄妹
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「一昨日の戦い、実に感動した!!どうだ、ボクシング部に入らぬか!?」
『は?』
今朝、学校に行ったらまた下駄箱に人が。
雲雀恭弥かと思ったら違う人で、素通りしようとしたらいきなりボクシング部って…
『興味ない。』
「興味などこれから湧き出る!!ボクシングは良いぞぉ!!極限を目指そうではないか!!」
熱っ
『あたし…ボクシングとか暑くて嫌だ。』
昨日、ロマーリオさんが洗っといてくれた上履きをはいて(よくここまで綺麗にできますね。)あたしはそのボクシング男を横切った。
「俺の名前は笹川了平だぁぁぁっ!!!!!覚えておけ!!」
『……はぁ。』
本当に熱い人だ。
「お前の名前も教えろ!!」
『…は?』
この人、こんだけあたしが有名?なのにまさか…名前わからなかったの!?
『何て言うか…幸せな人ですねぇ。』
「むっ。そうか?」
『えぇ。少し羨ましいくらいですよ。名前は…下駄箱でも見てください。』
「…ん?下駄箱?」
下駄箱をジィッと見つめる笹川了平。
その内にあたしはその場を離れた。
「オイ…どれがお前の下駄箱だ?…って居ない!?!?」
「アイツ、何下駄箱ジロジロ見てんだろ。」
「キモイねー。」
「ノォォォォッ!!!!!アイツは恥ずかしがり屋なのか!?」