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『でもこんな武器、使って平気かなぁ。』
マフィアって勘付かれるんじゃないの?
―ガチャッ―
「やぁ。」
『あ。』
雲雀恭弥…
悪いけど今日はかまってられないのさ!!!!!
『何ですか?』
「聞いたよ。昼にあの群れと殺り合うんだって?」
『情報がお早いですねー。』
「そんなに早く死にたいなら僕が咬み殺してあげるって。」
『遠慮しときます。』
武器をしまって、お弁当を広げた。
「ワォ。僕の前で授業サボる上に、早弁かい?」
『だって、昼休みに戦うんですよ?体力持たないじゃないですか。』
「あんな奴ら、スグに片付けられる。」
『舐めたらダメですよ。彼らは強いです。』
「……」
『そして、これからもっと強くなります。』
「随分知った風な口をきくね。」
『えっ!!別に~…男の子なんだし、これからどんどん強くなっていかないと、ダメでしょ!?;;』
「ふぅん。まぁ、良いや。とにかく、簡単に負けたら許さないから。生かしておいた意味がなくなる。」
『あはは…応援言葉としてとっおきます。』
「……怖くないわけ?」
あ。
雲雀恭弥の顔は、悲しそうと言うより“悔しい”とか…とにかく、思い通りにいかないという事に納得いかないような顔をしている。
『怖い…ですよ?雲雀先輩も、十分に。』
「当たり前だから。今回は見逃してあげる。下駄箱も思ったより綺麗になってたしね。」
“じゃあね”って少し満足気に笑いながら雲雀恭弥は屋上を出た。
『う~ん。』
性格は素直じゃないけど、可愛いと思った。