敵
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皆が沢山登校してきて、睨まれたり笑われたりした。
でも、そんなのどうとも思わない。
「よっ。ナマエ、おはよう。」
『……』
山本武。
よくまぁ普通に声かけられますね。
『おはよう。腰はどう?』
「だいぶ治ったぜ。いつでも殺り合える。」
『そう。あたしもだいぶ額の傷が塞がったよ。面倒だから殺り合わないけど。』
「……」
周りは賑やかだけど、ここだけ、はりつめた空気。
山本武も笑顔だけど、殺気を出している。
「何やってんだよ野球馬鹿。」
「よぉ、獄寺とツナ。別に、挨拶してただけだぜ?」
『……』
「山本、腰大丈夫?」
「あぁ!!もう大丈夫だぜ?」
「万年、野球しか頭にねぇコイツですから、多少の怪我は大丈夫ですよ10代目。」
3人のやりとりを無視してあたしは下駄箱を片付けた。
「くっせぇな。それ、昨日のか?」
鼻を摘みながら、苦笑いして来た山本武。
『この学校に居る奴らは生ゴミをラブレターと勘違いしてるのかね。』
「本当にナマエはおもしれぇな。」
「山本、教室行こうよ。」
10代目…あきらかあたしの事嫌いなんだなぁ。
「おぅっ。じゃあ頑張れよナマエ。」
今の山本武の笑顔、相当黒いよ。
『獄寺君も行けば?』
「それ、まだ終んねぇだろ。」
『良いよ、早く行ってよ。』
「……」
獄寺隼人も10代目の後を追った。
さて、もう一フンバリ。