敵
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「クスクス…やだぁ汚い。」
「かなり似合ってんじゃん。」
「どっちが生ゴミでどっちがミョウジかわかんな~い。」
イライラ。
『ねぇ。そこの頭悪そうな3人組。』
「あぁ?何か言ったぁ?」
「ちょっと、あんな生ゴミと会話しない方が良いって。」
「ちょっと!!私の靴、アンタの隣にあるんだからね!!臭い移さないでよね!!」
無茶言わないでよ。
『言いたい事があるならさ、直接来たら?根暗みたいで気持悪いよ。』
―バンッ―
『……』
「あまり調子に乗ってんじゃねぇぞクズが。アンタ、まだ山本君に謝罪してないんでしょ?偉そうな口利かないでくれる?」
あたしを壁に叩き付けて睨む女子。
『アンタこそ第三者でしょ?関係ないんだから偉そうにしないで。』
―パァンッ―
『……』
ビンタか…昨日の痛みのお陰か、そんなに痛くない。
「ハンッ。アンタなんか、皆に嫌われてるくせに。もう存在しない方が良いんじゃない?」
『それはアンタが判断する事じゃない…あたしの最愛の人が判断する事なの。』
―ガタンッ―
「キャアッ」
腹を軽く蹴ったら、その女は尻餅ついた。
「ちょっとアンタ!!何してんのよ!!」
『うるさい。』
―ベチャッ―
「イヤァァァッ!!汚い!!」
生ゴミをもう一人の顔に投げたら走って行った。
「ミョウジ…アンタ、後悔するよ。」
『それはあたしが決める事だから。』
またもう一人の人は尻餅ついた女を連れて行った。
『あー…掃除しなきゃ…』
ある意味、部屋を片付けるよりも疲れる。