敵
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「やぁ。おはよう。」
『…おはようございます。』
最悪。
朝から雲雀恭弥に会うなんて…
『此処、2年生の下駄箱ですよ?』
「わかってるよ。ナマエを待っていたんだ。」
ぅわ…
ちょっと、冗談やめてよー。
昨日の背中、結構痛かったんだからね。
「ところで、君の下駄箱臭いんだけど。」
『え?…ウップ。』
昨日の生ゴミがそのまま放置してあったから、夏には厳しい臭いになっている。
「これ、苦情来てるからさっさと片付けてね。」
『あたしがやったわけじゃないし…それに、そこにあたしの上履きが埋まってるんですよ。』
「そんなの知らないよ。君の下駄箱に入ってたんだから、処理してね。ハエが飛んでてウザイし。」
『はぁ…かったる。』
「もしもやらなかったら…」
―ギリッ―
『んあ゙っ!!』
「昨日の続きするから。」
昨日やられた背中を強く押し握られた。
ちょいと兄さん、その台詞は周りから聞けば誤解うむんじゃないの?
『わかった、わかったから!!;;』
「じゃあ、やっておいてね。」
パッと手を離した雲雀恭弥。
背中がまた痛み出したし…
「でもまさか、今日も来るとは思わなかったよ。生かした甲斐がかるね。」
『……あたしは、貴方の鑑賞玩具の為に学校に来てるわけではありませんから。』
「そんなの、僕にはどうでも良い事だよ。じゃあ、ちゃんとやってね。」
そう言って雲雀恭弥はその場を去った。
『ビックリした…』
まぁちょっと痛かったけど、本当に殺さないんだ。
―ネチャァ―
『ゔっ。汚ねぇ…』
この生ゴミをどう処理しろと。