決意
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―ガチャッ―
『……あ。』
「…何だよテメェかよ。」
屋上に着くと、獄寺隼人がタバコを吸っていた。
「……フー」
あたしの事、殺らないのかな?
「弱ってる人間に手ぇ出すほど落ちぶれちゃいねぇから安心しろよ。」
『……見てたの?』
応接室での出来事を。
「まぁな…此処から見えたんだ。」
『そう。』
あたしは獄寺隼人と離れたベンチに座って、弁当をひろげた。
「…オイ。」
『何?』
「山本の馬鹿がナマエに何をしたか知らねぇけど…10代目がナマエに対してお怒りなら、俺は手助けしねぇからな。」
『……』
呼び捨て?っていう所にツッコミたいけど。
何か、獄寺隼人って悪い奴でもないかも。
『わかってるよ。アンタが沢田綱吉にベッタリなのは見ててわかるから。』
「…チッ。そうかよ。」
それからあたし達は何も喋らないで、屋上にいた。
あたしは弁当食べたり、休んで。
獄寺隼人はタバコ吸ったり、ダイナマイトの手入れをしたり。
もしもマフィアの世界で普通に獄寺隼人に出会っていれば、馬鹿みたいに楽しく話していたかも。
―キーンコーンカーンコーン―
「じゃあ俺は行くからな。」
『どうぞ。』
―ガチャッ―
―バタンッ―
獄寺隼人が居なくなって、屋上にはあたし一人。
ねぇリボーン…
この学校はおかしいけど
その中で10代目は素敵な仲間に出会えたんだね。
任務、頑張ろう。
未来のボンゴレ10代目の為に。
続く