居場所
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消火栓の中は見た目よりも広くて、リボーンもよく作れたと思う。
「傷口を見せろ。」
『え?リボーン、保健室行くから大丈夫だよ…』
「保健室は行ったら駄目だ。」
『……何で?』
「保健室にはシャマルが居る。」
『っ!!Dr.シャマル!?』
ちょっとちょっと…
この学校にはマフィアが2人もいるの!?
『あ、でもあたし、シャマルとは知り合いじゃないよ?』
「シャマルは勘が良い。それに女好きだからな…ナマエが知らなくても、向こうはナマエの事を知っているかもしれない。」
『あぁ…あのオッサンなら有り得るね。』
じゃあ、怪我しても保健室は駄目か…
「わかったら傷口見せろ。」
『うん。』
どこも傷だらけで、何処から出せば良いか一瞬考えたけど、とりあえず腕から。
『へへっ。』
「なんだ?」
『リボーンに手当てしてもらってるのが夢みたいー。』
何か細胞の活動が活発になりそう…
「ナマエ、今度からは傷は自分で手当てしろ。此処には獄寺もツナも山本も来る。」
『そっか…』
あたしの居場所って、何処にもないんだ。
『リボーン、あたし…ちゃんと任務できてる?』
「あぁ。正直、ここまで出来るとは思わなかったぞ。」
『うん…あたしも。じゃあ、あたし頑張るね!!リボーン、大好き。』
「……」
『あ、あとさ昨日のお金って返した方が良い?』
レシート入ってたし。
「気にするな。ツナの金だ。」
沢田綱吉可哀想~
『アハハー…良いよ、返しといて。』
あたしはリボーンにお金を渡して、まだ治療は終わってないけど消火栓を出た。