黒き放課後
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
タオルを拾おうとした手に痛み。
『足をどかしなさい、山本武。』
「ナマエって本当におもしれぇな。」
ハメられた気分。
コイツ、殺気を隠してたんだ。
―ギリリッ―
『っ!!』
「いてぇか?」
えぇ。そりゃあ痛いですよ。
カカトで(しかも上履きで)踏まれたら痛いでしょ。
『随分とやり方がセコイんじゃない?』
「ナマエってさ、雲雀恭弥を相手にしても軽傷だったな。」
あれって軽傷なのかな…
腹に痣が残ったんだけど。
「なぁ、俺とも殺り合おうぜ?」
油断していた。
思えば、獄寺隼人の友達ってあたりで警戒するべきだったんだ。
―グイッ―
『い゙っ』
「なぁナマエ…この学校にナマエの味方は誰も居ねぇし、傷だらけになっても心配されねぇよな?」
髪を掴んで立たされた。
またかよ!!
髪は女の命なんだぞ!!
『ハッ…あたしはアンタの暇つぶしに付き合うつもりは無いから。』
「いや、付き合ってもらうぜ。どっちにしろ、ナマエは明日から全員に狙われるしな。」
あぁ。
風紀委員の力ってやつでね。
―ガンッ―
『――っ!!』
髪を掴んだまま、机に叩きつけられた。
ドクドク
額から血が出てきた
「なぁ。楽しませてくれよ。」
嗚呼、あたしは完全にこの任務を舐めていたわ