バッドエンドを貴方に
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あたしの体が、屋上から落ちていく。
不思議…スローモーションに見える。
「っ、―――。」
雲雀恭弥が、何か言ってるけど…聞こえないや。
宙に舞うあたしの血と、リボーンの血を見ると、一緒になれた事が実感出来た。
『リ…ボ…』
不思議だな。
あんなに、死ぬのが怖かったのに…今は全然怖くない。
だって、あたしの腕の中には…リボーンが居てくれるから。
『……』
落下途中に、教室にいる10代目と目が合った気がした。
あの人なら、良いボンゴレになれるかもしれない。
あぁ、もうすぐ地面だ…
これで
これで、本当に…
―グシャッ―
リボーンと、永遠に一緒。
そして…
さようなら、世界。
「ナマエ…やはり貴方は、愛しの者と逝きました。」
「骸さん…何で無理矢理連れて来なかったんれすか?」
「……」
「クフフ…ナマエの目は本気でしたからねぇ。それに…連れて来ても、お前達の知るナマエではなくなっていますよ。」
せめて、僕の側に置きたかったですが…
「ナマエには、あんな最後がお似合いです。」
「…びょん」
「…めんどくさい奴。」
さようなら、ナマエ。
地獄の果てで…また会いましょう。