バッドエンドを貴方に
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晴れた青空
仲良く飛ぶ鳥達
暖かい日向
優しくて楽しい人達
全て、貴方がいたから輝いて見えたのに…
[バットエンドを貴方に]
「……」
『……』
無言で、重い空気があたしを緊張させる。
あたしは後ろで持っているクナイを強く握って、呼吸を整えた。
『ねぇ、リボーン。』
「何だ。」
『あたしの事、愛してる?』
「…そんな事を聞くのが、今ナマエがやり遂げる事なのか?」
『…ううん。違うよ。』
―ガッ―
「っ!?」
あたしがクナイを振り下ろすと、リボーンはギリギリそれを避けた。
『流石だね、リボーン。やっぱ身軽だ。』
「チッ。ナマエ…何のつもりだ。」
ふざけてないって分かったのか、リボーンもあたしに銃を向けてきた。
『…あたし、凄くリボーンが好き。愛してる。』
「…知ってるぞ。」
『じゃあリボーンは?』
「……」
リボーンは黙ってあたしに銃を向けていて
あたしはリボーンにクナイを向けた。
『ねぇ…あたし、リボーンの事…愛してるよ?だから、ツラい任務も…我慢して、耐えられた。』
「……」
『でもねっ』
あ、涙出そう
『リボーンに裏切られた事の方が、何倍もツラかったんだよ!!!』
―シュッ―
「っ、」
数本のクナイを、リボーンに投げた。
リボーンは、軽く避けたけど、高くジャンプした。
…これなら、避けられない。
『死ね、リボーン!!!!』
「っ!!」
クナイを振り上げたと同時に、リボーンはあたしに銃を構えた。
―ザシュッ―
―バァンッ―