決心
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リボーンのアジトの前について、中の音を聴いた。
『……』
10代目達は、もう居ない…?
―チクッ―
あたしは、指にクナイを少し刺して、血を出した。
そして、紙を出してあたしは文字を書いた。
“屋上で待っています。ナマエ。”
赤く書かれたソレを、あたしは扉(消火栓)の隙間から入れて、その場を走り去った。
こんな風にしか、終りを迎えられないあたしを醜いと思っても良い。
今回の事、全てが苦しかったわけではないの。
嬉しかった事も、たぶん、あった。
そんな事を忘れさせるくらい、あたしはリボーンが憎くてたまらない。
あたしは、一歩一歩、前に歩いた。
戻れない。でも、それでも構わない。
あたしは再び、屋上へ向かった。
ゆっくり、だけど迷わず決心をして。
―ガチャッ―
「ちゃおっす」
『リボーン…来てたの?』
あたしが屋上の扉を開けると、リボーンがもう着いていた。
『手紙、見た?』
「あぁ。何の用だ?」
『…あたし、やり遂げなきゃいけないことがあるの。』
「…任務よりか?」
『うん。』
あたしの、背中に隠してあるクナイをギュッと握って
あたしはリボーンに近付いた…
続く
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