決心
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扉に近付いたら、突然床に押し付けられた。
『うっ…だ、誰…』
まさか、雲雀恭弥…?
「そのまま、聞いてください。」
後ろから、耳元で囁くように聴こえた声…
『っ!!む、骸…さん?』
何でまた学校に…
そうとうサボってるのかな。
って違くって。
『ど…いて、ください。』
「おや?僕の言った事が聞こえなかったんですか?そのまま聞いてください。」
そのままって…
『…重いです。』
うつ伏せのあたしの全体に、骸さんの体が全部乗っている。
…動けないし。
「うるさいですね…そのまま聞かないと、殺しますよ?」
『っ!!』
背筋が、寒くなった。
この状況なら、あたしは簡単に六道骸に殺されちゃうんだ。
『…簡潔に、お願いします。』
「クフフ…実は、今日はナマエに悪くない話を持ってきたんです。」
『悪くない…話?』
それは、良い話?
「僕の玩具になりませんか?」
『…悪い話ですね。』
何が、悪くない話?
「犬も千種も、ナマエの事は悪く思ってないみたいですし。僕達の所に来れば、もう…苦しい思いをしませんよ。」
『……』
それは、逃げ道?
『あたしに…忍を止めろって事ですか?』
「クフフ…まぁ、そういう事ですね。」
『…な、にを…言ってるんですか。』
「…そのままの意味ですけど。」
何を、言っているの…この人。
『あたしに、リボーンを裏切れって言うんですか!?』