愛しい人
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『ハッ、ハァッ!!』
―バンッ―
『ハァ…ハァッ…』
来たのは、やっぱり屋上。
『……』
“この学校で弱って…くたばっているようじゃそれはただのグズだ”
『うっ、ひっ…リボーン…』
知りたかった、リボーンの愛を
知りたくなかった、リボーンの裏切りを
真実を知りたくて
知るのが怖くて
あたしは、リボーンに捨てられたら、もう…
『リボーン…リボーン、リボーン、リボーン!!』
どんなに叫んでも、リボーンが来るわけでもなく
どんなに泣いても、この状況が変わるわけではない。
『っ、愛しい人…』
この腕も、足も、声も
体も、命さえも
貴方に捧げると決めたのは
『愛してくれてるって…思ってたのにっ』
愛しい人、愛しい人
貴方が…リボーンが大好き
愛してます。
だから多少の傷も、嫌がらせも痛くない
最後はいつも褒めてくれたから。
『っ、リボーンっ』
大好き
大好き大好き
大好き過ぎて
『貴方が憎いの…』
裏切られた、その痛みは
今まで傷つけられたモノよりも
痛く、苦しい
続く