愛しい人
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「うるせぇな…その粉々になった写真がなんだ。」
『……』
リボーン、機嫌が悪いのかな…
あたしは、気配を消して中の話を聞いた。
…あの中、狭そう。
「俺が前に校庭で戦った子だって事くらい、リボーンだって気づくだろ!?」
「あれは、ツナの戦いたいって意識だろ。」
「俺が相談した時も、ナマエと知り合いなんて一言も…」
「知り合いだったら、ナマエって女を選んでツナを裏切ったのか。獄寺。」
「んなっ!!そ、そういうわけでは…」
『……』
確かに、リボーンの言う通りかもしれない…
あたし達が知り合いってわかった所で何が改められるんだろう。
「じゃあ、ナマエの事は…どう思ってんだよ?」
山本武、いきなり核心すぎです。
「…その女の事?」
―ドクンッ―
心臓が、煩いくらい高鳴る。
―ドクン、ドクンッ―
駄目、見つかるから…静まって。
―ドクンッ―
「…別に、どうも思ってねぇ。殺したきゃ殺せ。」
『―――っ』
心臓が、止まった気がした。
「な、に…言ってんだよリボーン!!」
「そうっすよ、リボーンさんらしくない!!」
「女は大切にしてんじゃねぇのか?」
「例えば、この学校で弱って…くたばっているようじゃ、それはただのグズだ」
『っ!!』
―ダッ―
そこに居るのが耐えられなくて、あたしは走った。