愛しい人
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『…後始末、か。』
そういえば、雲雀恭弥は元々あたしを殺すつもりだったんだ。
『…くだらない。』
くだらない
理解のない人達にマフィアの快感を教える事がくだらない
この任務が…
『くだらなすぎる…』
どうしてあたし、こんな任務やってるんだろう。
『…ハァ。』
あたしは、教室を目指して校舎へ入った。
―ガタッ―
『……』
下駄箱で、靴を履き替えていたら誰かがいる気配を感じた。
『…誰ですか?』
六道骸だったら走って逃げよう。
他の生徒だったら相手をしよう。
リボーンだったら…
「いや、わりぃなナマエっ。隠れるつもりはなかったんだ。」
「……」
「おはよ、ナマエちゃん。今、雲雀さんが通ったから隠れちゃったんだ。」
『……』
出てきたのは、山本武と獄寺隼人と10代目…
どうして、10代目…学校に来てるんだろ。
酷い怪我なのに…
「…ナマエ。」
『はい。』
獄寺隼人が、こっちを見ないでよそよそしく近づいて来た。
「昨日は…悪かった。10代目の事、助けたんだってな。」
「ナマエちゃん…その、ありがとう。」
『別に…沢田綱吉を助けたわけじゃ…』
あたしは、あたしを…
「ナマエ。俺ら、ナマエに聞きてぇ事があるんだ。」
山本武があたしの鞄を持って、あたしの前に立った。
「…これ、どういう事だ?」
『っ!!』
山本武が手にしたのは
あたしとリボーンの写真。